凩です。
今回は韓国語の入門について少しお話したいと思います。
韓国語は現在の朝鮮半島で使われている言語です。北も南も同じ言語。
方言とかの違いはあるかもしれませんが、その辺はわかりません。
使用される文字は「ハングル」と言います。
そもそもハングルとは、1446年に李氏朝鮮にて「訓民正音」の名で公布された表音文字で、
当時話されていた朝鮮語が漢字とうまくかみ合わないために、朝鮮語のために作られた文字です。
話し言葉の文字化、という目的から、ハングルは中国語の表意文字と違い、
文字を見ただけで発音がわかります。平仮名と同じですね。
ただ、表音文字となると問題は同音異義語です。
例えば、「눈」という文字。
これは「ヌン」と読みます。
一応読み方を解説すると、一番上のカギが「n:ナ行」であることを意味します。
真ん中の逆なべは、日本語とほぼ同じ「ウ」という発音をします。
一番下は「ン」と添えるもの。一番上のカギと同じ形ですが、すなわち「n」の音であることからもわかります(ちなみにこの部分は「パッチム」と言われるものですね)。
さて、この「눈」ですが、「雪」という意味と「目」という意味、両方ともあります。
発音が同じなので、文脈から判断することになります。
このくらいのことは日本語でも英語でもありますけどね。
さて、このハングルですが、外来語も表現できるでしょうか。
実はできます。
例えばchristmas。日本語では「クリスマス」と平坦なカタカナで表現します。
韓国語では「크리스마스」。なんと日本語と同じ5文字。
3文字目と5文字目が同じ字です。「ス」ですね。
数年前に「강남스타일」という歌がはやりました。私も結構好きですが(笑)、
PSYさんの「GANGNAM STYLE」ですね。馬に乗ってる感じのやつ。
この、「스타일」の部分がまさに「style」と発音します。
3文字が「ス・タ・イル」に分かれます。3文字目は英語の発音に合わせて「イゥ」みたいな感じになります。
面白いでしょ?

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