ごきげんよう、凩です。
皆さん、いかがお過ごしですか?
コロナに負けず、暇にも負けず、
おうちで普段とは違った有意義な生活をしていることと思います。
私はと言えば、
コロナウイルスが流行する前までは結構教員向けの公開研修に出ていたのですが、
コロナの影響で様々なイベントが延期→中止になっていって、
結局ダンスの研修をWeb講座で受ける(というか視聴する)という、ちょっと物足りない結果になったものもありました。
(実地での振り替え講座もあるそうなので、それを楽しみにしています。せっかくジャージまで買って用意していたんだから!笑)
体調崩すのは一番嫌ですからね。
でも、いったいいつまで続くのやら…。
さて、少し前の研修ではありましたが、一つ紹介したいものがあるのでここに記しておきます。
日本FP協会(NPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会)が主催する、
主に高校生向けの金融教育の研修です。
ファイナンシャルプランナー資格試験で有名ですね。
私も、もし余裕あったら是非勉強してみたいです。
今回の研修では、将来のお金についての教育を、
FP協会の方が出張講座で教えますよ! というものでした。
テキストもいろいろもらいました。
内容としては、高校の現代社会の教科書+αではありますが(クレジットカードや悪徳商法、年金の話もありました)、
将来の金銭計画という部分については今の日本の教育(特に高校)ではあまりやってないような印象です(私の取材不足かもしれませんが)。
将来の金銭計画(キャッシュフロー表ですね!)は、とてもシビアな現実を突きつけるものがありますね。
不満を一つ言えば、まあ、これを言ってしまってはおしまいですが、
収入が高すぎる! ということと、退職金そんなにもらえる計算でいいの!? ということでした。
自分が不甲斐なく思えて情けなくなってきますね…泣
不甲斐ないけど!!!
世間様はそんなにもらってるのかなあ…(遠い目)
…と、気を取り直して、
私も高校生を教えたりして自分自身も反省したのは、
額面上の給与と手取りの違いについて。
例えば、求人票に、給与20万! と書いてあったとしても、
月に自分の通帳に20万が振り込まれるわけではないということ。
働き始めて、給与明細を見て、そこで初めて気づく人が多いと思いますが(私もそうでしたが)、
いただいた給与から、社会保険料やら年金やらが引かれて、残りの金額が通帳に振り込まれるのです。
だから、入っている手取りにがっかりするという「給料あるある」が起こるのです。笑
私は数字に致命的に苦手意識を持っているので、
こういう話題から避けてきたところがあります。
給料も「もらえるだけでありがてえ」ってくらいしか考えてなくて、
薄給でも気にせず生きてきましたが、ここにきて焦っています。
大事な話ですよね。
稼ぐことに対して、どうしても後ろめたさというか、
良くないイメージがつきものですが、でも無視はできません。
社畜万歳! ビバブラック! 贅沢言うな! なんて、きれいごとで通用する時代は過ぎたのかなーと思う今日この頃です。
また、この研修は、後半に文部科学省の調査官の方(小栗英樹氏)による
今後の金融経済教育についてのお話がありました。
私としては、そっちがお目当てでした。うきうき!笑
小栗氏は元教員の方で、さすが教員らしい朗らかなトークで説得力のある講義をいただきました。
(ちなみに、教科研究において、社会科と家庭科はリンクすることが多く、文科省内でも同じセクションで研究をしているそうですよ!)
複利計算の72の法則、小中高の学生が何にお金を使っているか、次期学習指導要領の中身…。
アメリカでは進んでいる金融教育、対して日本は「失われた20年」と言われていますよね。
お金に関しては、日本はちょっと遅れている(というか、追い抜かれている)現状を、もっときちんと見つめないといけないですね。
子どもたちと自分のの将来の幸せのためにも、
金銭教育を浸透させましょう!
目指せ、経済成長! がんばれニッポン!
コロナで失われたみんなの幸せを、みんなで取り返すぞ!
私が良く利用する、教員向けの研修情報サイトです。良かったら参考に。
https://senseiportal.com/events/55924
日本FP協会のURL貼っておきます。資格などについての情報はこちらから!
https://www.jafp.or.jp/