続いて二投目。

凩寒月です。

最近、タイピングに悩んでいます。
ミスタッチが割とあるんです。
例えば、「です」と打とうとして、desuと打てばいいのに、deusと打っちゃうんデウス。
母音の方が場所を正確に把握しているから、
そっちの方が早くキーにたどり着いちゃう。

さて、講談社学術文庫のショーペンハウアー。

かっこいい生き様だぜ、じいちゃん!

この手の漫画、終わり方が壮大でめちゃくちゃ好きです。かっこいい。
名著を残せる人が、そもそもかっこいいのかなあ。憧れます。

本書は、ショーペンハウアーを前世に持つ現代版ショーペンハウアーの物語です。
スマホ片手に「ネット炎上」とか言ってるショーペンハウアーかっこよい。
こうやって時代に順応するんですね、先生!

彼によれば、自殺を思う人は、実は生きたいという思いも人一倍強い。
生きたいという意思が強く、高い理想を掲げるからこそ、現実に絶望してしまうのだとか。

だから、そのがちがちの肩の力を抜いて、自分のやりたいことを存分にやる。
たとえそれが難しかったとしても、しがらみから解脱する機会をうかがうこと。

この世は神ならぬ悪魔によって操られているのだから、
そこで悪魔の影響をできる限り受けないように避けながら、
何でもない幸せを、存分に楽しむ。

自殺をすると、それすらできなくなってしまいますからね。
本書の表紙にもなっている「自殺はやめなさい」という言葉、深く優しいメッセージが込められています。

自殺について (まんが学術文庫) [ ショーペンハウアー ]

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