ごきげんよう、凩です。
佐野勝彦さんの著作。
なんともいかがわしい（？）タイトルですが、
佐野さんはトンボ学生服で有名な株式会社トンボのもとで制服ファッションについて「まじめに」研究している研究開発者です。
佐野さんすいません。失礼しました。
制服の流行や生徒の着こなしを見ることで、彼女たち自身が自分たちをどう意識しているのか、
自分をどう見せようとしているのか、どこに価値を見出しているのかがわかり、
それは服装にとって重要な彼ら・彼女らの「モノ言わぬ主張」を読み取ることになります。
没個性に見える制服からすら、その世代の・その身分の・その心情による主張を見出すことができるのです。
だから、ファッションから見えてくるものは私たちが何気なく見ているものとは比べ物にならないくらい膨大なものでしょう。
ファッションは偉大だ！
また、本書から、制服開発・製造・制服採寸など、制服をめぐる様々な苦労話を知ることができます。
労働は偉大だ。
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価格:885円 |
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