どうも、凩です。
本を整理したいです。
英語も勉強したいです。
さて、原田隆之さんの著作。
犯罪心理学といえば、ひそかに人気のある心理学の一分野です。
しかし、日本の心理学は犯罪心理学も含め、旧態依然として発展していないといいます。
心理学を学びたければ、アメリカかドイツかスイスへ行け!という感じですかね。
だから英語を勉強するべきなのです。
さて、人が犯罪を犯す背景はどこにあるのでしょうか。
遺伝や環境で様々な要因が語られていますが、
反社会的交友関係
犯罪的思考回路
本書の言葉を私なりに解釈すると、上記の二つになります。
被虐待歴などの劣悪な家庭環境が要因になるとはよく言われますが、
統計的絶対量が足りない上に、すべてのサバイバーが犯罪的行動をしていない以上、
これらが統計的に正しいと言えないのです。
そこで、やはり「朱に交われば赤くなる」ともいわれる通り、
周辺に犯罪者がいると、あるいは反社会的な交友関係があると、
人は彼らと同じように行動する「現在の環境・心理状態」が大きな要因となるのでしょう。

入門犯罪心理学 (ちくま新書) [ 原田隆之 ]

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