どうも、凩です。
ずいぶん昔流行った本のような気もしますが、ロングセラーですね。
ジェレド・ダイアモンド氏の一般向け論文。でもなかなか難解です。
これが注目されるという現象がすごい。みんな頭いいんだなぁ。
私が大学生の頃、ちょうどこれが店頭にずらりと並んでいたときに
勉強用に買ったのですが、実際に読み終えたのは5年以上たった今でした。
学生時代は地下鉄に乗って読んで、たまに眠くなって寝過ごしたりしてたなあ。笑
上巻だけでも、特に後半くらいから面白くなってきて、
まだ買ってない下巻も詠みたくなりました。
本書のタイトルとなっている「銃・病原菌・鉄」といえば、
世界史の教科書でもおなじみ、コロンブスの交換で
ヨーロッパの人々が新大陸に持ち込んだ道具や生物です。
かつての侵略の歴史を、人類と生物の進化・共存という観点から、
トルストイの『アンナ・カレーニナ』を持ち出したりもしながら語ります。
壮大、この言葉に付きます。
読むにはある程度の学問的知識が必要でした。
でも、知識のある人にとってはすごく面白いと思います。
私も下巻が読めるように、世界史の勉強頑張ります!

銃・病原菌・鉄(上巻) (草思社文庫) [ ジャレド・ダイアモンド ]

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