こんばんは、凩寒月です。
ああ、明日早いのに。
最近夜更かし気味で良くないです。
水谷修先生の最新の著作です。
水谷先生のブログは時折拝見しているのですが、
今でも精力的に活動されていて、頭が下がる思いです。
先生のドキュメンタリーや今回の著書でも、
先生のポリシーなるものを感じるところがところどころあります。
「夜回り先生なんて本当はいらない」
といったようなもの。
あとは先生がかかわってきた様々にデリケートな話題。
なので、
もし私がこのような形で自身のブログに載せることが不適切ということでしたら、
連絡を確認し次第、削除いたします。
さて、
(以下、私自身の読み取りをしていきます)
夜の世界の恐ろしさ、またそこの人間の闇の部分や
ドラッグの危険性、エイズの悲しさ
について、今更主張する気はありません。
ある臨床心理士のカウンセラーが、
「我々のような職業は踏み台のようなものである。
クライアントが立ち直れば、彼にとって我々は不要な存在になる。」
といったことをおっしゃっていました。
夜回り先生のような存在も、その一人でしょう。
「人生のハイライトともいえる結婚式に、人生で一番つらい時に出会った私がいてはいけないんです」
本書にも、こういった言葉があります。
ここに、先生の自己認識があるのでは、と感じました。
(上から目線みたいな表現で申し訳ございません)
教育者として先生が願う世界。
いつか、不幸な子どもが一人もいないような世界ができることを、
私も切に願います。
人間の人生がいかに尊く、また儚いものか。
だから、今、自分が、
どんな存在で、何ができるか。
私自信も身の引き締まる思いです。
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