お疲れ様です。凩寒月です。
春ですね。春ですかね。週初めは最高気温が20度を超すというポカポカ日和になりそうです。
さて、言わずと知れた、外山滋比古氏の名著。
思考の整理学。
大学の一回生が読むべき書。
遅くとも卒論の構想段階では読んでおくべき書。
東大・京大・早大の生協でいまだにトップを維持するだけのものはあります。
ここに書いてあることのメインは、
(当然私の解釈ですが)
知識をいかに活用して新たな創造に生かすか
だと思います。
特に現在はスマホを触ればすぐに答えが得られる社会ですから、
単に物知りなだけでは駄目です。
本書でも創造的思考という言葉が出てきますが、
まさにその通り、これからは自らがアイデアを生み出す力こそ、必要になってくるでしょう。
そして、本書の初版は1986年。
2016年の現在も色あせることはありません。
これは、頭でっかちの知識人に対する不変の警鐘ということでしょう。
ルソーだって『エミール』のなかで「破壊的ではなく建設的」というようなことを書いています。
私はどちらかというとインプット型。
アウトプットの面も鍛えていかないといけません。
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