どうもこんにちは、凩寒月というものです。

夏の終わりに読書ラッシュです。

副題の意味が最後にわかるという作風はいいですね!

キリスト教に対する考え方が、またひとつわかりました。

さて、拙稿の中でも数作品紹介した覚えがありますが、今回はその最新版。

藤木凜さんの奇跡調査モノ。

いわば、文系サイドと理系サイドの二人のパードレ奇跡調査官が、

それぞれの知識と技術を用いて

様々な怪現象の謎を解明していく作品です。

すごいのは、物語の序盤で最新の科学情報が出てくること。

つまり、現代のミステリだからと言って、現代の最新テクノロジーが使われるわけでもない、

ということです。

これ以上はネタバレになってしまうので自重。

複数の語学をマスターしたい私としては、ロベルト神父のような人は憧れです。

フランス語が出てきた時はテンション上がりました(笑)

バチカンシリーズはたくさん出ていますが、それぞれ読み切りなので

全部読まないと話が分かんない!ということはありません。

たまに過去の人物関係にかかわる部分がありますが、軽く読み飛ばしても問題ないでしょう。

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