続いて、寒月二発目。

寒いですね。温暖化の影響で寒いそうで。

ところで、私が読んだ本のうち全部がこうしてブログに収められるわけではないです。

中には、

ブログに乗せる価値なし!!(笑)

なーんてそのままお蔵送りにした本たちもあったかな…?

基本的には載せますが。記録と後学のために。

でも、おもしろかったけど載せてない本もあります。シグマフォースシリーズとか。

あとは研究のために読んだ論文とか。

あれらは直接しみこんで私の糧となリます。笑

さて。

米澤穂信さんの作品。

彼は『古典部』シリーズで有名ですね。

本書が出版されたのは2013年の7月ですが、

私がこれを買ったのは2014年の8月。

ミステリ×ファンタジの作品を「絶対読むもんか、先入観を入れられる」

と避けてきた私が、

それでも読みたい!!と思い書店を探しまくってついに手に入れたもの。

彼の作品のいいところは、(森谷明子さんの解説でも言及されていますが)

言葉の意味をすごく吟味しているところです。

日本語に限らず、言葉の中には同義語や類義語が多くあります。

しかし、似たような意味を持つ言葉たちから、何を選ぶのが最も適切か。

これにすごくこだわる描写がすごく知的でセンスを感じる。

彼の努力には感服します。

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