凩です。

レポートの参考文献読まないといけないのに、私の積ん読してある本の中から先日見つけてしまって

こっちを先に読まねばならない強迫観念(笑)に陥ってしまい、

この本を読破するに至ったのでございます。

著者は越谷オサムさんですね。「こしがや」と読むそうです。

おそらく一年弱くらい前に買った本です。

たしかそのくらいの時期に書店で見かけて、買おうか買うまいか悩んでいた記憶があります。

とても気になるのが、ラベルに書いてある

「女子が男子に読んで欲しい恋愛小説」

という言葉。

私も男ですから、まあ、読もうかということでだいぶ前に買ったわけですが

ついついほかの本ばかりに目がいってしまい(特に推理小説が読みたかった時期だったし)

放置したままになっておりました。

で、どこが男子に読んでほしいところなんだろうと、読破したあとに考えました。

やはり、幸せそうな二人の姿なのか。それとも健気で努力家で一途な彼女なのか、それとも誠実で彼女の愛に答える彼なのか。

でも、結婚相手が初恋の相手、というのはとてもロマンチックなものですね。

現実的にはなかなかないパターンなのかもしれないですが。

最後の方はちょっとびっくりな展開になりますが、それでもちゃんと、感動的で愛に溢れたラストを迎えます。

恋愛小説(結婚後がメインですが)としてはすごくキュンキュンするような、でもベタじゃない、そんな作品です。

陽だまりの彼女 (新潮文庫) [ 越谷オサム ]

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