私は男です。

まずは、何があっても彼女たちの気持ちを、

私が同じように感じることはできないことを自覚している

ということを記しておきます。

そして、

私の信条として

専門家を批判できるのは同じ専門家だけ

という視点で、以下に私の思いを述べさせていただきます。

国がワクチンの定期接種を無料で行い、数年が経っている

そして、目が見えなくなる、立ち歩けなくなるなどの重篤な症状が現れた方がいる

女性の安全、安心のために行われた制度が、女性を不幸にしてしまっているという現状があります。

そもそも、子宮頸がんという女性特有の、

それも30代という若い世代のうちから発病するという不幸な病気があることが不可解

(生活習慣病なのか、それとも女体の機能がエラーを起こしやすいのか)ですが、

当然、その不幸をなくそうと努力した製薬会社や国の善意には、感謝しないといけません。

しかし、この日本という国、

つまり、公害や薬害の危険性、損害の大きさについて

歴史の上でもわかっていたはずの日本が

またしても、不幸な若者を生み出してしまったことが非常に残念です。

子宮頸がんのこと、またその予防ワクチンの功罪、

安全とわかったうえで行われたはずの接種体制、

先にも書きましたが、私は医療関係、行政関係については素人です。

これらについて非難する資格はないと思っています。

しかし、現に健康被害を訴えている方々がいるとしたら、

彼女たちの不幸を救うのは、人間としての責務でしょう。

ワクチンが悪いんじゃない。

不幸を起こした何かが悪いのだ。

事実をきちんと明らかにすること。

どこかで利益や名誉にしか目がなかった部分、

つまり高度成長(→公害)の二の舞が起きてなかったか反省すること。

現状の改善に向けて努力すること。

事実を取り巻くすべての関係者(我々大衆も含めて)が、

より良い幸せを求めて知恵を絞ること。

そのために学び、努力し、行動するのです。

不幸な若者をこれ以上生み出さないよう、我々大人は気を引き締めていかなければなりません。